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【 35min 】
「生産性19%低下」に陥らないための
開発AI活用戦略
〜ピクシブが実践するSDLC全体の基盤整備とは?〜
【講演概要】
「ソフトウェア開発にAIを積極的に活用する」という会社の方針の元、AIコーディングツールを導入する組織が増えています。しかし、AIを使った結果として生産性が19%低下したという研究結果が示すように、単純なツール導入では期待した効果は得られません。その要因は明確です。AIがコード生成を高速化しても、レビューやセキュリティチェックといった後工程の効率化が伴わなければ、そしてコード生成”のインプットとなるプロンプトやコンテキストの量・質がともなわなければ、ボトルネックが移転するだけで全体の開発サイクルは変わりません。結果として、コード生成による仕掛り増加からレビュー待ちのWIPが大量発生し、むしろ価値提供のスループットが悪化する事態も生じています。ピクシブ株式会社では、こうした表面的なAI導入ではなく、本質的なアプローチを採用しました。本講演では、同社がまず着手したソフトウェア開発ライフサイクル全体のセキュリティ対策と生産性可視化の基盤整備から、その上に構築する戦略的なAI活用、そして今後の展望まで、一連の実践的アプローチをご紹介します。
【講演者略歴】
ピクシブ株式会社
開発サイクル改善CoE 責任者
プロダクト開発ギルドUnit Lead
bash 様
事業横断でのプロダクト開発を高めるべく、開発系各職能組織、社内外コミュニティをつなぐDeveloper Relation活動、開発サイクル改善のCoEを取りまとめている。ウェイトトレーニングが日課で、コミュニティー活動としてシェア書店の棚主業、組み込み系PicoRuby開発、日本CTO協会プロボノなどを行なっている。
ピクシブ株式会社
Creator Division & 先端技術 Unit Vice-Head of Division
コガ カズキ 様
2015年にピクシブに入社後、8年間にわたり新規事業・プロダクト開発を担当し、10を超えるサービスの立ち上げからグロースを経験。2023年から経営企画などを経験し、現在は、Vice-Head of Division としてクリエイター向けのサービス開発を管轄すると同時に、先端技術推進の担当部署を兼務。先端技術推進では全社的なAI推進を担っている。